@中の人

アイマスMAD職人やってると(と、自分で言うのもおこがましいが)、このゲーム
アイドルマスター」に関して、客観的に物事見えるような気がする。
まぁ、主観的な面もあるのは否めないけど。
で、つくづく思ってしまう事…
DLCの枠埋まりきったらどうすんの?
 キャラの衣装、アクセの設定画面見ていると、DLCはそれようの枠に埋め込まれる
 表示形態なので、枠が埋まりきったら、それで終わり。
 つまり、埋まりきらないように、枠の残り数が少なくなると、DLCの企画が難しく
 なるのではないかと。そこで「打ち止め」だから。
・女性アイドルだけでいいの?
 客層を考えれば、女性アイドル育成というのは、方向性としては正しい。
 でも、商品として、客層に偏りがあるのはどうかと。
 まぁ、女性客がいない訳でもないにしても、そっちの方もきちんと抑えるべきかと。
 てかね、実はMAD作ってると、女性アイドル「だけ」っていうのも「素材」としては
 ちょっとキツイかなと。
・シリーズ化するのはいいが、その持続性や今後の展開をどうするの?
 シリーズ化は確かに、商法としては正しい。しかし、展開を間違えれば、客からの、
 厳しい酷評を受けやすくなる。むしろ、そのシリーズを自分で首絞める事になる。
 どこぞのとあるゲームは、それなりのブランドとして、評価を得たけど、オンライン
 ゲームに展開した時は、もう悲惨な状況だった。
 βテストから参加して、本稼動でも遊んだが、βテスト終了前の時点で、本稼動時の
 営業的な面での不安点をプレイヤー同士の会話で盛り上がるぐらいの状況だった。
 結局は、運営側のレスポンスの悪さとかが目立ち、サービス終了直前には、
 プレイヤーがゲームプロディユーサーを名指しで非難する会話の多い事…
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テレビゲームに関しては、ブロック崩しから遊んできた、生きてる化石のような経歴を
(基本的にACOnlyだが)持つ私としては、失敗事例も多く見ている分、危惧してしまう
老婆心的な面もある。
個人的な付き合いで、ゲーム業界にも何人か知人がいて、現場の声を聞く事もあるので
それが尚更だったりもするのだが、このシリーズに限らず、「ゲーム産業」ってのは
ただの工業物としての産業だけでなく、芸術面、文化面も兼ね持つのを、制作者側には
意識してもらいたいなぁ…と。
そりゃ、企業としての収益性も大事だが、収益性だけで考えるなら、ゲーム産業なんて
収益性が良いとも言い難いと思うしね。
娯楽に関わる産業ってのは、企業としての経済面だけでなく、成果物の責任としての
文化、芸術面での責任も所在するという事を意識して欲しいなと。
放送、出版、報道産業の連中が、経済性だけでなく社会性をも意識している様にだ。
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って、酒に酔った勢い的な愚痴になったな。(苦笑)
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しかし、このブログのシステムって、エントリー追加する際、日付処理が変だわな…