お気に入りと共演
あのさ、番組のほうから、「お気に入りのアイテム」って事で、TVで紹介して
欲しいって、オファーきたんだけどさ、伊織のそのうさちゃんを出してもOKか?
「あら、私にそのテーマ出して、出さない訳にもいかないでしょ。」
そりゃそうだけどさ、いつも大事に持ち歩いていても、仕事中はしっかりと
プロ意識出してるからさ。今までの伊織のイメージが変わらないかな…とさ。
「そんな心配はご無用よ。それよりも、その収録いつなのよ?」
明日の収録のあの番組だよ。それがどうかしたのか?
「何で、明日の収録なのに、今日になって言うのよっ。
ちゃんと準備できないじゃない。」
って、何の準備だよ。
「それは決まってるでしょ、この仔をきれいにお化粧してあげたりとか、
準備が必要なのよ。レディーをいきなり、スッピンのままで出しても
良いとでもプロデューサーは思ってたの?」
まぁ、そりゃ、きれいな方が良いわな…
「そんな訳で、今日は準備の為に帰るね…にひひ」
…
あ、うまく今日のレッスン逃げられた…